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カホンって何?

カホン(Cajon)という楽器がある。素手で叩いて音を出すラテンパーカッションの一種だ。カホンはスペイン語で「箱」の意味。

キューバ式カホンはコンガやボンゴのように両足の間に挟んで楽器上面を叩いて演奏する。

最もポピュラーなペルー式カホンは文字通り直方体の木製の箱で、底面が30cm四方、高さが50cm前後のサイズが一般的。直接楽器に跨り、前屈みになって正面を叩く。
正面から見たカホン
この写真はペルー式の廉価版カホンで「Zenn」というメーカーのもの。

素手で叩くのが基本だが、もちろんマレットやブラシなどを用いても個性的な音が出る。ただしカホンはコンガやボンゴのように打面にヘッド(皮)が張ってあるわけではない、あくまで木の箱なので、あまり無茶な叩き方をすればそれなりに傷つくし、破損もする。

カホンは元々アフリカから奴隷として新大陸に連れられて来た黒人たちが、禁止されたリズム楽器の代用として、タンスなどの家具の引き出しや木箱を叩いたのが始まりだという説が有力なようだ。

1970年代になって、フラメンコギタリストのパコ・デ・ルシアが、ペルーの打楽器奏者から譲り受けたカホンを自らのバンドで使用したことで、フラメンコにおける重要な楽器の一つとなった。

近年、カホンの認知度が上がり、プレイヤー人口が増えたきっかけは、やはりストリートミュージシャンの間で重宝されるようになったことだろう。
なにより持ち運びが便利で、ある程度の音量も出て、充分ドラムセットの代用になる。なにより電源が必要ない。

ペルー式の背面を見るとアコースティックギターのようなサウンドホールが開いており、ただの木箱を叩いたのでは得られない音量と音の深みに繋がっている。
カホンの背面

前面(打面)のみやや薄い板が用いられており、打面内部には普通、ギター弦・スネアドラム用響き線(スナッピー)・鈴などの共鳴部品が張られており、これらが打面を叩くことで、スネアドラムに似た独特のバズ音を生み出してくれる。
サウンドホールの中
Zennのサウンドホールから中を覗くと、ギター弦と鈴が張り付けられているのが見える。水平方向に渡された角材やテープで固定されているのがお判りと思う。また、打面の板材のみネジ止めがされていて、ここを微調整することで響きや音色、バズ音をコントロールできる。

打面の中央部は低音を表現するのに適しており、端へ行くほど高音域を表現できる。バズ音をうまく利用することで、バスドラム・スネアドラム・タムタムそれぞれの音色を一台のカホンで表現可能なのだ。

もちろん打面以外の側面を叩くことも可能で、これはこれで乾いたパーカッシブなサウンドを得られる。

ストリートや小音量での演奏を強いられる環境で、あくまでドラムセットの代用としてカホンを用いる際には、ハイハットやスプラッシュシンバルを追加するなどして表現を広げている奏者も多い。また、そうしたニーズに応える周辺機材も結構充実している現状だ。
つまりそれほど、いまやカホン・プレイヤーの数が増えているということだ。

シンプルな構造だからこそ、演奏者の工夫とテクニックで様々なサウンドが叩き出せる奥の深さ。それがカホンの魅力であり、面白さなのだろう。






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