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プログレッシブロックという音楽 2

自分は実はNHKの大河ドラマのファンでして、これは要するに日本史を含む歴史そのものが好きなのですな。

で、日本と世界がリンクしていた時代ということで、特に中国隋唐の時代に呼応する日本の飛鳥時代、それに連なる平安時代、そして徳川中期を経て幕末から明治の時代というのが実にロマンティックで魅力的なのです。

これらの時代の日本人は基本「攻めて来たら討ち取る」というのがあたりまえですから、今どきの政府のようにぶれることが無い。友好的に付き合うのであれば交易をいたしましょうという、まあ、そういうことですな。ひじょうに解りやすい社会を見せてくれるという事で、こうした時代劇は楽しいわけです。なんで、こういうふうな判りやすい政治家がいなくなってしまったのでしょうな。

それはさておき、年々、NHKの大河ドラマの視聴率が下がっておるという話を聞いたわけですが、そりゃ受け取る側に、素養が無いというのが一番の問題ではないでしょうか。現政権の歴史教育、もうすこしなんとかなりませんかね。

で、今やってる「平清盛」なんですが、これの音楽をやってらっしゃる吉松隆さんというのは、もともと皇室にゆかりの役職に連なる方なんだそうですが、本人は映画音楽の巨匠・松村禎三の弟子として現代音楽分野で研鑚を積まれたそうで、オペラ、交響曲、協奏曲、ピアノ曲など多くの作品を送り出している凄い人です。

で、この人が実はプログレッシブロックのマニアで、特にキース・エマーソン率いるエマーソン、レイク&パーマー(略称ELP)のファンで、近年このELPの名盤「タルカス」をそのままクラシックアレンジでCDにカバーしてしまったのですな。

これが異常に凄い出来で、NHKのプロデューサーが今回の「平清盛」のサウンドトラックを製作する際、吉松氏に依頼するきっかけとなったようです。

そのあたりの経緯はオフィシャルサイトに譲るとして、大切なのは番組開始以前のトレーラーにも吉松版「タルカス」が使われていたばかりでなく、作品本編にも「タルカス」のメインテーマ「噴火」「マンティコア」が大胆に用いられていたということ。これが映像作品世界とあまりにも見事に融和していて、まあ観ていて気持ちよかったのですな。

このELPという人たちは、元々ブリティッシュロックの先鋭的なブルースバンドやジャズロックバンドの中でも「うますぎて浮いていた」人たちが集まって結成したという、いわゆる「スーパーバンド」「スーパーセッション」的な企画バンドだったわけですが、たとえば同じ企画スーパーグループでエレクトリックブルースバンドとして一時代を築いたクリームなどに比べると、可能性のすそ野が広かったのでしょうな。ロックとジャズとクラシックはどのように共存していくのが正しいのか、というテーゼまでを、このグループは提示してくれたのですな。これは今のポップス全般や映画音楽の手法として、目立たぬ形ではありますがしっかり受け継がれていると思います。

ELPのアルバムとしては海賊版から派生したという伝説のある「展覧会の絵」が日本では一番人気ですが、やはり「平清盛」のサブテーマを含む「タルカス」はかっちょえーですよ。その他のアルバムも、機会があればぜひ体験するべき傑作ぞろいです。

さて、このバンドでベースとボーカルを担当してるグレッグ・レイクという方は、あの伝説的名盤「クリムゾン・キングの宮殿」でボーカルを務めておられた、初代キング・クリムゾンのベーシストでもあります。ジョン・ウェットンに比べると、声が濡れているというのか、例えるなら江原正士と山寺宏一の違い、みたいな? かえって判りにくい? ピーター・ガブリエルとフィルコリンズのどっちが好き、みたいな話にも通じるみたいなんで、そのへんは次回、ジェネシスの話題に譲ります。

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